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米国の調査会社comScoreは5月22日、今年4月の米国検索市場の動向を発表した。それによると、4月におけるGoogleのシェアは前月の 59.8%から61.6%へと上昇した。また、4月の検索件数全体は前月比2%減の105.8億件にとどまったが、Googleは検索件数を前月の 64.4億件から65.1億件へと1%伸ばし、シェア拡大を果たした。
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検索市場を独走するGoogleに対し、他の検索大手4社(Yahoo!、Microsoft、AOL、Ask Network)はいずれも、前月比で市場シェア、検索件数を落とした。2位のYahoo!のシェアは20.4%に低下し、検索件数は6%減少した。 Microsoftも9.1%にシェアを落とし、検索件数も5%減となった。そのほか、AOLのシェアは4.6%で検索件数は6%減、Ask Network(Ask.com)のシェアは4.3%で検索件数は9%減となった。
Microsoftが先ごろ撤回したYahoo!に対する買収提案は、検索市場での地位強化が最大の動機であったが、Microsoftは現在も検索事業の部分的買収をYahooに提案していると報じられており、Yahoo!はGoogleとの交渉を本格化させている。Yahoo!が検索広告事業全体の売却に応じるか、あるいはこの事業の一部をMicrosoftやGoogleにアウトソーシングするかは不明だ。
いずれにしても、comScoreの4月の数字から見て、MicrosoftとYahoo!がGoogleの独走に歯止めをかけられずにいること、そしてGoogleがこれまでどおり、検索市場での優位を生かして増収増益の継続をねらえる位置にいることは明らかだ。
米国Citigroupのアナリスト、マーク・マハニー(Mark Mahaney)氏は、comScoreの調査に関するリポートの中で、「Googleのシェア拡大が続くなか、Yahoo!とMicrosoftの取り引きは、Googleと競争するうえで十分ではないにしろ、必要ではある」との考えを示している。